永遠の恋の道しるべ
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短い詩 16
〔
見えないけれど
〕
目には見えないもの
大切なものはいつだって目に見えない
身体で、心で感じるもの
些細な言葉も ちょっとした笑い声も
すべて私にとって幸せなこと
幸せに感じるのはあなたがとても愛しいから
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
存在意味
〕
私がここに生きる意味
今まで解らなかったけど 解ろうともしなかった
私がここに在る意味
辛く苦しいだけの日々だから生きていたって仕方ない
そんな日々を変えてくれた
どんなに辛くても
その辛さの先に必ず幸せがあった
あなたがあっての私
私はあなたに出会うためにここに居るんだ
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
幸せの痛み
〕
胸の痛み それは何故あるのか
感情をなくしてしまえばこの痛みは消えゆくだろう
けれど、感情を無くしてしまったらこの愛しさも消えてしまう
なんのためにこの感情があり
なんのためにここに生きるのか
たった一つの生きがいであるあなたを 今もずっと見つめてる
注がれる愛よりも今そこにある愛があるから・・・
あなたがいる幸せ
その幸せがある限り胸の痛みは消えることは無い
幸せだから心が痛む
幸せな痛みだ
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
見た空
〕
キレイに澄んだ空はどこまでも続いてるよう
けれどもあなたと私のみている空は違うものでした
同じ空なのに見える空は違う
吹き抜けた風はどこへ消えてゆくのだろう
風のない日は風はどこに居るのでしょう
同じ空の下にいながら今まで存在も知らず
同じ風を受けても存在に気づかない
もしもこの先私とあなたが同じ空を見ることができたなら
この先違う景色を見ずに済むのなら・・・
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
パズル
〕
いつだって違う景色をみている
あなたには、あなたにしか見えない景色が
私には、私にしか見えない景色がある
近くにいないから、私はあなたの周りの人よりあなたを知らない
誰よりも傍にいたい 居られない
誰よりもあなたを知っていたい 知らない
あなたと私の大きなパズルにはまだ欠けるピースがある
どんなに探しても見つからない
だからこれから探しに行くんだ
二人で一つ一つ見つけに行くんだ
長い長い時間をかけて、二人並んで歩けるよう
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
世界
〕
たった一人愛せればいい
自分なりに精一杯愛することが一番
世界中の誰よりも
守りたい
愛したい
幸せにしたい
世界中の何よりも
大切で
愛しくて
儚いもの
自分よりも、世界の何よりも
一番に愛したい
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
鋭い風
〕
肌をかすめる冷たい風
温もりのない肌にただ痛く刺さる
瞳に写った君にどれだけ恋焦がれるか
君は知らないでしょう?
月夜に照らされた私の瞳は
何の理由もなく流れる水滴でいっぱい
いったい誰がここまで私をずたずたにするの
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
散リ去ル
〕
いっそ辛いなら手放してしまえばいい
簡単なこと
だけどその簡単なことすら出来ない私は
何を目標に
何を目的地とし行けばいいだろう
目に見えない未来さえも
どうでもいい意識になり
未来にかける希望さえもいつかは枯れ果て散りゆくだろう
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
君への願い
〕
流れ過ぎ去った時間の中で君が幸せになってくれたらいい
自分の過ちをいつまでも悔やんでいるより
今君が幸せになってくれることを願う
それしが出来ないから
「ありがとう」
その一言すら告げずに別れたあの日は
もう戻れない、もどっても取り返しのつかない日
だから、今君が幸せになってるといい
そう想う
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
〔
胸の鼓動
〕
目を閉じれば
すぐそこに君がいる気がした
耳を澄ませば
君が隣で寝息を立てて寝ている気がした
現実は残酷で
目を開ければ回りは真っ暗
自分の鼓動だけが響いて聞こえた
『好き』ただそれだけじゃ一緒にはいられなくて
『一緒にいたい』そう想うほど離れていく
今の私にはまだ、なにが足りないのか解らない
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