目の前のもの





いつも目の前にあるものなんてくだらない物ばかりで
自分が望むものは手に入らない
どんなに追いかけたって逃げてゆく
もう、諦めようかな・・・?

でも、よく考えてみよう
いつも大切な何かが隣にあった
そう、君はいつも何も言わずに僕を支えてくれてたんだ
望むもの、それはもうあったんだ

けれど、気づくのが少し遅かったようで
もう、君は僕の元を離れてしまっていた
追いかけよう、たとえ元に戻らなくても

「望むものは全て逃げてゆく」
昔からそう言っては諦めて
得るものも得られなくなって

だから、今度は諦めない
本当に望むものが何かわかったから
君だということがわかったから・・・

どこにいるかわからないけれど
ずっと・・・探し続ける



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