▼スピリチュアル序章 超現実派の私がどんな風にスピ系に惹かれていったのか? 
置いてきぼりにしてしまった子を、どう扱ったら良いだろう。
そこをケアできないと、先に進めないような気がしていた。

写真の中の小さな私。
実は、自分の名前、大嫌い!
なのだが、ふっと当時呼ばれていたニックネームを思い出した!

Tちゃん!
あ、呼べた。
それから、たびたび声をかけることにした。

数日後、ワンコの散歩中、ふと後の方に何か気配を感じる。
振り向いても、誰もいない。
でも、なんの根拠もないのだけれど、Tちゃんだ……と分かった。
散歩についてきたんだ。
でも、近くには来ない、遠慮しているんだね。
そうそう、思ったことを素直にやってしまえない私がそこにいる。

じゃ、そのままついておいで、一緒に歩こう!

妙な感覚だったけれど、心地よくて、ホカホカした。
そのうち、抱きしめてあげられるね、きっと。
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