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統合失調症とは 統合失調症は100〜120人に1人がかかると言われ、決して特殊な病気ではありません。過去には「精神分裂病」と呼ばれ、治療法のない悲惨な病気と捉えられてきました。しかし今日では神経伝達物質が関連した「脳の病気」であることが分かっており、平成14年には病名も「統合失調症」へと変更されています。幻聴・妄想や混乱した思考、感情鈍麻や意欲の減退など症状はさまざまで、思春期から40才くらいまでに発病しやすいとされています。治療法の基本は薬物療法ですが、病気の回復や程度に応じた精神療法やリハビリテーションが行われ、社会復帰が促進されています。 アンビバレンス(両価性)【あんびばれんす(りょうかせい)】 両価感情ともいう。ひとつの物事に対して、逆の感情を同時にもつこと。例として、ある人に愛情を感じる一方で憎しみも抱く、食事をしようと思う一方で食べないようにしようと思うなど。精神分析の用語であり、統合失調症の代表的な症状のひとつ。 思考伝播(考想伝播)【しこうでんぱ(こうそうでんぱ)】 声や態度では表さず、頭の中だけで考えたことが、他人にも知られていると感じること。考えが直接伝わっているように感じられる状態であり、自分の言動や態度から他人に考えを読み取られていると感じるのとは異なる。統合失調症の代表的な症状のひとつ。 カタトニー(緊張病)【かたとにー(きんちょうびょう)】 緊張型統合失調症ともいう。統合失調症の一種で、唐突に興奮する、あるいは無反応になるなどの状態になる。一定の姿勢を保ち続け、周りの人が無理に体を動かそうとすると、頑なに抵抗しようとする。また幻覚を合併することもあり、多くの場合、思春期に発症する。 心臓神経症【しんぞうしんけいしょう】 検査で心臓に異常が見つからないのにもかかわらず、心臓の痛みや胸の圧迫感、動悸、呼吸困難などを感じて、訴えるようになる病気。解離性障害(ヒステリー)や強迫神経症などがきっかけとなって起きる。精神安定薬の投与や心理療法によって治療する。 血統妄想(ミニョン妄想)【けっとうもうそう(みにょんもうそう)】 「自分は王侯貴族のような高貴な血統の生まれだが、事情により一般家庭で育てられた」などと思い込む、誇大妄想のひとつ。統合失調症や躁病などの症状として現れる。 病識【びょうしき】 病気にかかっているという自覚。統合失調症などの精神疾患の患者が、自分は正常だと思い込んでいる場合を「病識がない」「病識が欠如している」などと表現する。自分が病気だと思っていないため、治療の拒否や中断につながりやすい。自覚をもたせるのが難しい場合は、病気について繰り返し説明して、治療が必要だと理解してもらうことが重要となる。 お薬一覧 統合失調症の治療に用いられる薬剤は、抗精神病薬と呼ばれています。この薬を飲むと病気のために起こる感情不安定、妄想、幻覚、思考の障害などを軽くすることができます。 |