▼第一章 後編
第一章「集結」後編
アルが大魔法ロード・オブ・ブレイカーを放つ!!!
シグナムの上空に紅い光線が降り注ぐ!!
「っく!レヴァンティン!!!!」
「了解!!!」
すると弾丸を1個、2個、3個、4個、5個リロードし
「飛龍・・・・一閃!!!!」
アルの紅い光線とシグナムの太い波動がぶつかり相殺した衝撃でお互い吹っ飛ぶ!!
そしてそのチャンスを見てフェイトがエネルギー弾を放つ。しかしシグナムはすぐ体勢を整えフェイトの攻撃を防御する。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
シグナムが防御して硬着している間素早く後ろに周り斬りかかるアル。
しかしシグナムはそれをレヴァンティンで受け止め弾き飛ばす。
一方なのはは、ユーノが張った回復結界の中に居た・・・。
「皆・・・。私が私が皆をたすけなきゃ・・・・。うぅ!」
いくらアルの回復を受けたとは言えヴィータから受けたダメージは相当のものだったらしい。
「マスター、シューティングモード、アクセレレーション。」
レイジングハートがそう言うとスターライトブレイカーを撃つ状態になった。
「レイジングハート?」
「撃って下さい、スターライトブレイカーを」
「そんな無理だよそんな状態じゃ!」
「撃てます。」
なのはが慌てて止めようとするがレイジングハートは分かっていたのだこれをやらないと助からないと・・・。
「あんな負担の掛かる魔法、レイジングハートが壊れちゃうよ!!」
だがなのはレイジングハートを傷かって言うが・・・。
「私はあなたを信じています。」
「・・・・・・。」
「だから、私を信じてください。」
「・・・・・・、レイジングハートが私を信じてくれるなら私も信じるよ!」
そう言うとなのはは、スターライトブレイカーを撃つ体勢になった。
大型の魔法陣が出し・・・・。
「ようやく撃つ事に決めたか・・・。」
とぼそっとアルがしゃべると
「フェイトちゃん、ユーノ君、アルフさん私が結界を破るからタイミングを合わせて転送を!」
「なのは・・・・!」
「なのは・・・大丈夫なのかい?」
「ぁ・・・・・・。」
「・・・・・・。(撃ってくれよ!じゃなきゃ長期戦でこっちがふりだ・・・。)」
「大丈夫!スターライトブレイカーで打ち抜くから!レイジングハートカウウトを!!!」
「わかりました。」
すると大型の魔法陣にエネルギーがチャージされていく。
シグナム、ヴィータ、ザ・ヒィーラが止めようとするがフェイト、ユーノ、アルフ、アルが必死で足止めをしている。
「カウウト3!・・・3・・・3・・・。」
さすが損傷していて中々チャッジが進まない。
「レイジングハート大丈夫?」
「大丈夫です。」
「カウウト3・・・」
2をカウウトする時・・・。
「何余所見をしているんだぁい?」
アルの後ろから不気味な声がして
「・・・・え?」
と振り向くとアルの胸に刀が貫いた!
「!?」と全員が唖然した!
「がはぁ!!!ぁ・・・ぁ・・・・き・・・きさ・ま・・・は・・・・・。」
「・・・・・俺は・・・・お前だよ・・・クククククク。」
そう言うと刀を抜かれて右手で持っていた剣でアルの左腕を切り落とした!
「う、うああああぁぁぁぁぁ!!!ぁ・・・・・ぐぅぅ・・・・・・・。」
「アルさん!」「アル!!」とフゥイトやユーノが叫ぶ!!
フェイトが駆け寄るがすでにアルの意識が無い。
「そこの女、こいつに伝えとけ次は腕じゃ済まないとな・・・・・クックククククハハハハハハハ!!!!!」
「お、お前ぇぇぇぇぇーーーー!!!」
フェイトが怒り斬りかかるが不気味な仮面をした謎の男に簡単に斬り返されてしまう。
しかしよく見るとアルと体型、髪の色、顔は分からないが装備している武器も同じ形をしていた。
すると謎の仮面男は切り落とした左腕を持ちアルと同じ次元空間を召還し姿を消した・・・。
「アルさん!アル=ヴァンさん!!死なないで下さい!!」
フェイトが泣き崩れている姿を見たシグナムは見苦しく感じた。
アルは屋根に置かれフェイトは「少し我慢してて下さい。もう少しでなのはがなんとかしてくれますから・・・。」そう言うと涙を拭い再びシグナムに近づく。
しかしレイジングハートのカウウトが再開する2・・・1とカウウトする時再び悲劇が起こる・・・。
「ぁ!?・・・・ぁ・・・ぁ・・・。」
「なの・・・は?」
再び震えた声で呼ぶがなのはには聞こえない・・・。
「ぁ・・・ぁぁ・・・・・ぁ!・・・・・。」
するとなのは胸から腕が出て来ているのだ!!!
「しまった!はずしちゃった!!」
なのはから離れた場所に居た女性はそういうと次元空間に似た所から手を抜き再び突っ込む!
するとその女性の手のひらには紅く光る宝石みたいのが見える。
「なのはぁぁぁぁぁぁぁ!!」
助けようと叫びながら近寄るフェイトしかしそこにシグナムが立ちはだかる!
「シンカーコア捕獲!・・・蒐集開始!!」
「蒐集」
すると女性が持っていた古い本に読めない文字が次から次へと書かれていく。
すると女性が持っているなのはから出てきた宝石みたいのが小さくなっていく!
「あぁぁ・・・・ぁぁ・・・・・・。」
「カウウトゼロ」
するとなのはは必死でスターライトブレイカーを撃とうとする。
「ス、スターラァァ・・イト・・・ブレイカァァーーーー!!!」
するとスターライトブレイカーは天に向け発射された。そして見事結界を破る事に成功した。
「結界壊れました。映像来ます!!!」
アースラの艦内の映像にシグナム達や負傷したアルの姿等映された。
「はぁ!なにこれ!?どんな状況?」
「これは・・・・・こいつらは・・・・。」
女性はようやく手を抜くしかしなのははふらふらし倒れてしまう。
「(結界が破られた!離れるぞぉ!)」
「心得た。」
「シャマルごめん、助かった。」
「うん、一旦散っていつもの所でまた集合!」
そういうと4人はそれそれ違う方向に向かって散ってった。
「はぁ!逃げるロック急いで!転送の足跡を!」
「やってます!!」
エイミィが必死で4人の追跡をしている時ある映像を見たクロノが・・・。
「はぁ!?あれは!!!!!」
リンディがアルとなのはを見て。
「いけないわ!急いで医療班を送って!今はアル君が最優先よ!彼は生と死にかかわるわ!!」
「中継転送ポート開きます!」
「それから本局内の医療施設の手配を!!!」
エイミィの方は必死で追跡をしているが・・・。
「駄目ですロックはずれました・・・。」
「あぁ〜もう!・・・・ごめんクロノ君、しくじった・・・。・・・クロノ君?」
「・・・・・第一級捜索指定遺失物ロストロギア闇の書・・・・。」
「クロノ君知ってるの?」
エイミィが問うと
「うん、知ってる少しばかり嫌な因縁があるんだ・・・。」
クロノがよう言うと悔しそうに拳を握り絞めた・・・・。
なのは達は医療班が到着するまでなのはにはユーノがアルにはフェイトが回復魔法で応急手当をしていた・・・・。
次回予告!
「謎が謎を呼ぶ今回の事件!なのはとフェイトとアルは久しぶりの再開だが3人とも傷を負ってしまった。そして腕を失ったアルはリンディ提督の提案である計画が始まる!そしてなのはとフェイトには良いことが・・・・。次回魔法少女リリカルなのはA`s外伝!失われた力!新たなる力!そしてお引越しなの!」