▼第九章 
第九章「夜の祝福」

「悲しき運命に縛られ苦しむ中に今小さな火種が生まれようとしていた。その大切な火種を消さないためにも守らなきゃ大切な人をそして救わなきゃ・・・。魔法少女リリカルなのはA`s始まります。」


闇の書内部


闇の書から脱出をなのは達に頼んだはやて、そして・・・。

「あなたにはあの人が言っていたリインフォースというちゃんとした名前があるんやからもう呪われた魔道書とか言わせへん!それにシグナム達みたいに剣の騎士とかあるんやから私が付けてあげる。」

「・・・・。」

「夜天の主の名の下になんじの新たな名を強く支える者幸運の風、祝福のエール・・・・リインフォース。」


結界内上空


「全力でぶっとばすって・・・。」

「いくら動けないとは言え本当に上手くいくのでしょうか?」

ユーノの言葉に少し不安感を抱くアルとノイン。

「大丈夫ですよアルさん!」

「っえ?!」

「私たちならはやてちゃんを助けられますよきっと!」

なのはがその不安を取り除いてくれそうな言葉を語りかける。

「んじゃ皆!準備は良い?」

と皆を確認するヒカリ。

「あぁ大丈夫だ。」  「いつでもOKだぜ!」 「私も大丈夫です!」 「私も!」 「ド派手に行きましょう!!」

そして

「エクセリオンバスターバレル展開!中距離砲撃モード!」

「All right. Barrel shot.」

「バルディッシュ、ザンバーフォーム行ける?」

「Yes, sir.」

フェイトとなのはそれぞれの最終モードでとどめを指す気だ。

「滅びの光よ悪意ある者に邪悪なる鉄槌を!!」

そして最後の仕上げの為黙々と詠唱するアル。

「では皆さんいいですか?」

するとノワールがレイブンもノインに話しかける。

「もちろんだぜ!」 「いつでも!」

「ではやりましょう!!」

すると おう!! という言葉と同時に3人とも右腕がビースト化した。

「さぁてこれを撃つのも久しぶりですね!」

「そうだな、バシっと決めようぜ!」

「もうこんなのは懲り懲りですよ!!」

そしてヒカリは。

「バイン、カートリッジフルドライブ、これで終わらせるよ。」

「もちろんですボス。」

フルドライブするとヒカリは自分が持っている魔力をほとんどを一発の魔法弾に込める。

「さぁこれで終わりよ!!」

「アルフ、僕達はあのバリケードを抑えるよ!!」

「あいよ!」

そう言うと2人はバインドで地上から出てる触手を抑える。

「皆行くよ!エクセリオンバスターフォースバースト!」

まずなのはが砲撃型バインドでリインフォースの動きを止める、そしてここから。

せーの! という言葉で一斉攻撃を開始する!

「ブレイクシュート!!」

「プラズマザンバーブレイカー!!」

「ロード・オブ・ガスト!!」

「トリプル!ロード・オブ・ブレイカァー!!」

「ヴァベルキャノンフルバースト!」

7人の一斉攻撃により辺りは白い閃光に包まれた、そしてはやては・・・。

「親臨者リインフォースを認識、管理者権限使用が可能になります。」

「ぅん・・・。」

「防御プログラムとは分離できましたがですが完全には破壊出来ていないのでじきに暴走を開始してしまいます。」

「まぁなんとかしよう、行こうかリインフォース。」

「はて、我主。」

一方なのは達は。

「よしなんとかなったな・・・。」

「なのは、フェイトやったな!」

「はい!」

「うん!」

するとエイミィから全体に向け通信が入る。

「皆気をつけて!闇の書の反応、まだ消えてないよ!!」


アースラ


「さぁここからが本番よ。クロノ!準備はいい?」

クロノに何かをさせようとするリンディ。

「はい!もうすぐ現場に着きます!!」

するとリンディは身のひらに乗せてある赤い鍵を見ながら。

「ふぅ・・アルカンシェル・・・・使わずに済めば良いけど。」


魔界アルデバラン首都ゲヘナ


「ヘレン副隊長!このままではまずいです!」

一般騎士がナイフを片手に持つ女性騎士に話しかける。

「分かっている!だがこのまま引くとでも言う気か?!」

「あ、いえそうではなくせめて合流するなりと・・・。」

「ヒカリ隊長の指示だそれを無視しろと言うのか!!」

ハァ!失礼しました!!とお詫びする騎士。するとヘレンの後ろからもうひとり女性騎士が近寄ってきた。

「ヘレン大丈夫か?」

「リバルか、あぁ私は大丈夫だ。だが押され始めている。」

その女性騎士はリバル、片手に槍を持っている。

「だがここで引くわけには行かないだろう。アルさんやヒカリ隊長、そしてゲヘナの騎士団の方々も今は必死で頑張っているはずだ、だから私達もここを守らないとといけないのだ!」

そうね。と言うと片手に持っていたナイフを腰にしまうヘレン。

「あ、あのリバル副隊長他の方々は?」

「あぁ全員やられたよ。」

「なら私たちと同行した方が良いわ一人よりはマシでしょう。」

「感謝する。」

すると街角から反乱魔族部隊が突然出てきた。

「よーし進めぇー!!アル=ヴァンの首を頂くぞぉ!!」

そしてヘレン達に向かってくる。

「片付けるよリバル!」

「分かっている。各員周囲の警戒を怠るな!」

「了解!」

「わあぁぁぁぁぁぁ!!!」

「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」

ゲヘナでも反乱勢力との激しい戦闘が繰り広げられていた。


次回予告
「闇の書本体から分離しシャドーと一体化した自動防御プログラムが暴走を開始する!立ち向かうのは俺と管理局チーム、そしてあいつらが!闇の書のそしてシャドーとのこれが最終決戦!!次回魔法少女リリカルなのはA`s第十章 夜の終わり、旅の終わり。長い戦いもに終焉を・・・。」

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