▼第二章 前編
第二章「魔界アルデバランを奪還せよ!!」
「奪われた祖国、乗っ取られた部下達、そして俺の怒りが頂点になるとき時代は大きく揺れ動く!魔法少女リリカルなのはA's外伝始まります!」
時空管理局本局メディカルルーム
「うんありがとうシャマル。」 「ありがとうございます。」
礼をするアルに比べてペコペコ頭を下げるカレン、すると。
「ぁ、アルさん!」 「アル大丈夫?」
「おう久しぶりだななのは、フェイト。俺はかすり傷だ!きにするな。」
「そう良かった・・・でこの人は?」
突然なのはがカレンについて聞く。
「おいアル、このガキ誰だ?」
と険しい顔をして聞いてくるカレン。
「えっとこいつはカレンと言ってなゲヘナの一般騎士隊長をやっているのさ。でこのふたりは高町なのはとフェイト・T・ハラオウンだ。二人とも一流の魔道師さ。」
「よろしくカレンさん!」 「よろしく!」
「お、おう・・・。」
明るいなのは達だが照れてしまうカレン。
「あぁアルここに居たか。」
するとジクナムとヴィータ達が入ってきた。
「おう皆!副隊長達とは話したのか?」
「あぁ今までの事や色々事情は聞いた、厄介な事になったな・・・。」
「まぁあたしらがここに集まったのはロストロギアが関連しているからな・・・。」
「そうなのか?」
ロストロギアと聞いて驚くアルそして今度は・・・。
「やぁ話は進んでいるか?」
「クロノか、いやさっき集まっただけでまだなにも・・・。」
アルがなのは達と話していると今度はリバルとヘレンが入ってきた。
「しつれいしまぁーす。」 「失礼します。」
「お、来たかこれで揃ったな。」
「じぁまず話を整理しよう。」
とクロノが話しを切り出す。
「まず今回僕達が集まったのはロストロギアが関連しているからだ、未だどんな物かは不明。そして今回の主犯が・・・。」
「シャドー・・・。」
「と一応なっている、だが未だシャドーの姿を見たことはない。そして謎の特殊電磁波。あれは魔族特有の遺伝子に特殊な刺激を与え電波の力で洗脳がてぎるんだとか・・・。」
「なんか・・・難しいですね・・・。」
シャマルも頭をかかえる、すると。
「・・・・・ッ!速いなママは・・・。」
「ん、ママ?」
「バーの事だよ別に俺の母親ではないよ。」
クロノが「ママ」という言葉に反応し聞くがちゃんと説明するアル。
「どうしたの?」
「情報を掴んだわ今そっちに送るわ。」
するとあらゆる情報が送られてきた。
「さすが情報屋、ありがとう。」
カリンはいえいえと言い通信を切った、そして情報を皆で見てみると。
「今回の事件の協力者?」
「シヴァ・ビースト・・・アメリア・フール・・・・デュラム・レバノス・・・・アル・ガインカード・・・・エル・ガインカード・・・それに魔物?」
「こいつら・・・。」
「ん、知っているのかアル?」
「あぁこいつらはゲヘナでは有名な重罪人の集まり・・・狂人グループ ナイトメア・・・。まだ捕まってなかったか・・・。」
「それは厄介だな・・・あんな大きな空間をかたまらないだろう。多分ペアを組んでいるだろう・・・。」
「あぁ、だから今回はそれぞれ3グループぐらいに分けて行動する事になるな・・・。2グループが突入し残りの1グループが特殊電磁波の元を叩く!」
シグナムが敵の事に話今回はグループを組む事になった、すると。
「あ、あのー。」
「どしたカレン?」
「私はなにをすれば?」
確かに素朴な疑問だ。
「・・・・・そうだなママの所に行って欲しい。」
「え?」
「一応結界があると思うが心配だ守ってあげてくれ。あとザフィーラも頼む、カレン一人じゃ心ぼそい。」
「わ、わかった。」 「心得た。」
そう言ってカレンとザフィーラは部屋を出ていった。
「彼女は?」
クロノが既に閉まっているトビラを見ながら聞く。
「あいつはカレン、一般騎士隊長をしていて色々深い縁があってな・・・。」
すると横から鋭い目線を感じる。
「ど、どうしたフェイト?なにか眼が怖いぞ?」
「別に・・・。」
「い、いや別にカレンとはそういう縁じゃないて因縁と言っても過言ではない縁だ。」
「そぅ・・・ならいいけど・・・。」
フェイトがカレンとアルの関係に反応し困ったアル。
「まぁ俺とカレンの関係は言わば親殺しの仇なんだ・・・。」
「どういうことですか?」
なのはが険しい顔で聞くと。
「俺が暴走した悪魔魔族戦争、あの時俺はカレンの親を駆り出し戦死させてしまったのさ・・・。」
「そんな・・・。」 「それは辛いな。」
「だからあぁ見えても俺を殺せるチャンスを狙ってるのさ。」
「なら何故彼女をほおって置くのだ?」
シグナムが聞くと。
「彼女は俺の政治が気に入らないらしい、だからいつか魔王になるんじゃないのかなって・・・。」
「だからそれまで見守ることにしようと?」
「そういことだ。」
するとクロノが。
「じゃあ副隊長の方々はどんな関係なんだ?」
「ヘレンとリバルはコンビを組んでいて一般騎士からのし上がってきた実力者さ。」
するとなのはが急に。
「ならヘレンさんとリバルさんは何のために戦っているんですか?」
「えっと私は騎士からここまで上って来た魔族だけど戦う理由は皆を守るため!この世の中は無力でなにも出来ない人がいる、だから私達が助けなきゃってね。」
「私も守る事を考えて日々戦っています。余所から来る馬鹿どもに被害を最小限にし国民を守ることが私が戦う理由です。」
それぞれ戦う理由が違う事を話すリバルとヘレン。
「そうなんですか・・・。」
2人の話を聞いて何かを考えているなのは、するとクロノが。
「まぁ話に戻ろう。グループはどんなグループにするんだ?」
すると皆考え頭を抱える。
「はやてはどうなんだ?」
アルがふとベルカの騎士に聞く。
「主はやてのデバイスはまだ完全ではないまだ戦闘に出てもらうわけにはいかん。」
とはやては出られないと言うシグナム。
「ふむ・・・・。」
そしてまた考え込んでいるとエイミィから通信が入る。
「アル君!大変だよゲヘナ城が大変な事に!!」
突然エイミィから通信が入る!ゲヘナ城に一体に何が?!次回を待て!!