▼第五章 後編
ナイトメアの一人デュラムと戦い続けているリバルは。
「うおおぉぉぉぉぉ!!」
装備品に変形したグングリルを装備し高速でデュラムに迫るがデュラムも高速で距離を取りながら矢を放つ。
「んなもん!」
デュラムが放つ矢も装備した拳で殴り壊す。
「ちッ!うぜぇよ…。(あれ、やるか…。)」
するとデュラムは矢に魔法陣を出しその矢を上に向かい放つ。
「んッ!? 」
デュラムが放った矢を警戒し動きを止めるリバル。
「レーゲンボーゲン、虹を…。」
そう言うとデュラムは再び矢を持ち構える。
「………。」
警戒して左右キョロキョロ見渡すリバル。すると上空が強い光で覆われ何も見えない。
「レーゲンボーゲン……ストレームシュート。」
すると距離を取ったデュラムから虹色をした矢が目くらましにあっているリバルに放たれる。
「くぅ……ッ!!」
目晦ましにあっておきながら神かがり的な反応で見事回避する。
「ッ!…ちッ!!(当たらなきゃただの矢と同じだろ…。)」
舌打ちをしまた距離を取り始めるデュラム。ここから果てしない長期戦が始まる。
一方なのは達は…。
「うし、じゃあ行くか。」
3人とも休憩を終え立ち上がる。
「二人共ちゃんと休めた ? 」
ユーノが心配そうに聞くが…。
「馬鹿野朗、こんな休憩で簡単に回復できるわけねーだろ!大体今の休憩は悪魔で体力面の休憩だからな。」
「は、はぁ…。」
そう言いヴィータは先頭を歩く。
すると目の前に小さなドアが現れた。
「ちっちぇーな…。」
「でもなんとか通れそうだね…。」
「とにかく行ってみよう。」
そういう事で実際に行ってみることになった。
ギイィ……
ドアがゆっくり開けられる。すると。
ズドオォォーン!!!
突然向こうから砲撃の様な音がする。
「ヴィータちゃん。」
「おう!」
そう言いヴィータが勢い良くドアを開けるすると突然砲撃がヴィータの頬をかする。
「…………。(こいつ…。)」
「ヴィータちゃん!」
駆け寄る二人そしてその先には…。
「ようこそいらっしゃいました。私がナイトメア最後の戦士、アメリア・フールで御座います。」
とお辞儀する。彼女には水色の傘を差している。
「お前らを逮捕しにきた。ここで投降すれば命は保障する。」
ヴィータが念のため彼女にそう言うと…。
「逮捕 ? ハハハ、私があなた達のような雑魚に ? 笑わせないで!」
するといきなり傘を閉じて槍を持つような持ち方をする。
「ん、傘 ? 」
「ヴィータちゃん、あの人砲撃タイプかもしれないから気をつけてね!」
「あぁ、なのはとユーノも気をつけろよ…。」
そう言い3人はアメリアの周りを囲む。
「…さぁ………いらっしゃい!!」
次回アメリアの三大変形デバイスがなのは達を襲う!
次回予告
「それぞれで戦い続ける俺達、次々と現れる敵で倒れていく仲間達。そして俺はあの亡霊と再び対峙する。何故お前が此処に居るんだ!答えろケロベロス!!次回魔法少女リリカルなのはA's外伝 反乱のアル=ヴァン 刀浮術使い、亡霊ケロベロス!哀れな魔族に聖なる鉄槌を!!」