▼第十五章 後編 








スーパーフルボッコタイムがやってきましたぁ!!












「行くぜぇ!」

すると、アル、なのは、フェイト、はやては魔法陣をさらに大きく展開する。

「「「「全力全開!!」」」」

「ロード・オブ……」 「スタァァァライトォォ…」 「雷光一閃プラズマザンバー!」 「終焉の笛、ラグナロク!」

4人はそれぞれの最大魔法を発動。

「…あぁぁ…はぁぁ……ぁぁ……」

シャドーは腰を抜かし動けない。

「やっちまえ!」 「いけいけいけ!」 「……ふっ。」 「「…………。」」

そして、多くの歓声…

「「「「ブレイカアァァァアァアアァァァ!!」」」」

同時に最大魔法を放つ4人。砲撃の太さが異常である…

「はぁぁぁ!はぁはあぁぁぁぁ!!のわあぁぁあああ!」

シャドーは、4人の砲撃に恐怖し慌てて逃げようとするが4人の砲撃に巻き込まれた。

「嫌だ、嫌だ、嫌だああぁぁぁぁぁ!」

シャドーは砲撃の中で喚きながら消滅した…

「「……………」」

辺りに沈黙が満ちる。

「「「………うおおぉぉぉおぉぉお!!」」」

最初に歓声を上げたのは一般騎士達だった。

「ふっ、終わったな。」

アルは胸を撫で下ろした表情で左右に顔を動かし声を掛ける。

「そやね、やっと終わったな…」 「何か疲れちゃった…」 「お疲れ、なのは♪」 

「アル!」

カレンが寄ってくる。

「カレン。」

「……やったなぁ!」

カレンは一瞬俯き頭を掻くが、右親指を上に上げて祝いの言葉を伝えた。

「あぁ!」

そしてアルもカンレと同様右親指を上に上げてカレンと拳をぶつけ合った。

「リバルぅ〜!」

下の方では、ヘレンがリバルに抱きつこうと走る。

「来るな!気色悪い!」

リバルは半分笑みを浮べながらヘレンの頭を叩く。

「マイブラザー、どうする ? 」

レキがワタルに質問する。

「俺らは先に退場でもしますか…」

そう言い、ワタルとレキは影に沈み何処かへ消えていった。

「………ふぅー(久しぶりの葉巻は格別だ…)」

アルは内ポケットから葉巻を取り出し、一服する。すると、後ろから

「アル、ちょっと良いか ? 」

クロノが後ろから話しかける。(空気ブレイカーのご登場である。)

「悪いがアル、アースラへ…」

「あぁ、分かってるよ。」

何故クロノがアースラへ移動させようとしたのか、アルには既に分かっていた。

そして、一般騎士は現場調査、負傷者の手当て、行方不明者の捜索をした。そしてなのは達はアルと共にアースラへ


アースラ


「皆、ご苦労様。大丈夫だった ? 」

リンディが心配そうな顔で出迎える。

「どうも。」

少し渋い表情で返事をするアル。

「まぁ、こっちで話をしましょう。」

そしてアルとヘレン、リバルは、クロノとリンディに導かれて面談室へ移った。

「ごめんなさい、まだ事件が終わってすぐなのに。」

和室を正座で座り、話始めるリンディ。

「裁判…ですよね ? 」

「一応君は、シャドーと同一人物として扱われる。だから今までシャドーがやって来た罪は君に課せられる。」

「なるほどねぇ……」

顎を擦りながら聞くアル。

「だけど、上の方々は君の事を十分分かっているみたいだから、罪は完全に消えないがそれなりに軽くなる。」

「アルはどうなっちゃうんだ ? 」

ヘレンが心配そうな顔でクロノに尋ねる。



「………少しばかり、監獄に収容される事になる。」


次回予告
「ついに完結した今回の事件。まだ真相は明らかになってないけど次回、全てが明かされます!そして、私達とアルさんは。次回魔法少女リリカルなのはA's外伝 最終章 未来への一歩 お楽しみに。」

スポンサード リンク