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「全くわかりません」
やっぱり みたいな表情で倖箕都を見た
「やっぱりあの場所で地図かっとくべきでしたよ?草薙さん」
「ええい!黙れ!」
沈黙した。
約3時間
倖箕都 仮眠状態
雛子 爆睡
「ふー、迷い込んじまったぜ〜」
倖箕都は目を開き声が聞こえる方を見た旅人か狩士だろう
「関わるのは止すか…」
ボソッと倖箕都は言った
何故なら同じ道が迷ってていかにも金のなさそうな奴が来ても食料の減りが早くなるからだ
そう考えた瞬間雛子が目が開き
「青春の馬鹿野郎!!、アレ、夢か」
あ〜あ、バレないようにしたのに…
「猫か…」
旅人はそう言って呟きスルーした
「……。」
目が点になった
雛子は状況が読めず
倖箕都は引いた


とりあえず、後をついてゆくことにした
コソコソと

やめとけばよかった 二人はそう思った
余計迷ったらしい
ついに奴まで消えた
人気(ひとけ)無し
此処で飢えるのか?

……バタッ
二人同時に倒れた

〜二日後〜
目を開く ゆっくり
目に映ったのは蛍光灯

(此処は…?)
雛子は目を擦り 上体を起こす
ベットの上らしい

隣にもベットがあった
さっきまで使っていた形跡があった

倖箕都……?
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