☆　見かけの良い 『 精製食材 』 より、栄養価で優る 『 非精製食材 』 を。

さて、ここまで健康で強い歯を作るには、バランスの良い食事を通じて、歯に必要な様々な栄養成分をバランス良く摂取することの大切さを述べてきたわけですが、次にもうひとつ付け加えておきたい大切なポイントがあります。
それは、使う食材には、いわゆる 『 精製食材 』 より 『 非精製食材 』 を選ぶ方が、歯にも身体全体にも明らかにベターであり、是非そのように心がけていただきたいということなのです。
というのも精製食材は、いくつかの加工・精製過程 （ 多くは、見た目の良さなどの商品価値とか、生産効率性の高さを求めるために設けられた過程 ） を経て生まれ、その過程で、本来の食材が持つ貴重な栄養成分まで削ぎ落とされるようにどんどん失っていくのに対し、そうした過程を経ていない非精製食材は本来の天然成分を多く含有したままの、栄養価的に優れた食材であるからです。

特に、私達が毎日摂取する主食の米 （ ご飯 ） や小麦 （ パン・うどん・パスタなど ） 、また調味料の砂糖や塩については、市場に出回っている大半がそうした加工・精製されたものですから、この際あらためて、日常の食材と強い歯の関係を考え直してみるのも良いのではないでしょうか。