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XXIX 思惟

体調不調で病院に往ってみたが、視力低下&ストレスに因る偏頭痛&腹痛と診断された
お医者さんに来週の都合の良い日を訊かれた 別に会社を辞めた俺にとっては来週どころか明日でも構わないのだが、一応来週の水曜日と答えておいた 週の中日は何処も暇になるので大概約束は、水曜日か木曜日が多い とは言っても日曜日休み明けの病院も月曜日の日は、溢れ変える病人達で一杯である また祝日前とか、土曜日も午前中までしか受付がされないので、意外と金曜日も込み合ったりする スーパーや百貨店だって以前は水曜日か、木曜日が定休日だったのに最近は定休日も無いみたいだ 大型スーパーだって二十四時間営業をしている所も有る 二十四時間営業の代名詞としてコンビニだったが、現在ではファミリーレストランだって、ガソリンスタンドだって、物流センターなども二十四時間稼動している 考えてみれば一部の工場とかホテルなどは以前から二十四時間稼動していた訳で、人目に気が付かれない仕事だったのかも知れないね 警備とか発電所の保守管理、または政治経済の伴う新聞社・出版社など沢山有るのかも知れない 目の前の事しか知らないから考えた事もなかったよな 視野狭窄と言って良いのか拙いのかは不明だが、人間は自分の周りの事で精一杯なのかも知れないね 普段の生活の中にユトリなど考えた事が少なかったと思う 来週となれば又時間が余るなぁ 職探しかな
脳の中が疲れているから、頭の中からの神経伝達は身体のアッチこっちを痛める 頭が勝手に考えるから、足も痛ければ肩も痛くなるし、歯茎も痛ければ眼も見えなくなってくるのだ 精神を病んでしまえば、諸悪を全て被って仕舞う事なのである しかし外的な部分は見えない内面の病は、本人しか分からないのである
ストレッチ&気分転嫁が望ましいとの事 現代病なのだろうね!? 欧米社会では精神科に掛かる人達は七割以上いるけど、日本国内だと精神科=人格破滅者のイメージがまだまだ根強い アスピリンやトランキラーザの過剰摂取は避けたいものだし、一番はフィトンチッドの多い場所で露天風呂にでも入る事が良いかもしれないな
人間誰もが不安を抱えている訳で、ゆとりを持っている人は多分、僅かでも金持ちの人かも知れないねぇ
衣食足りて栄辱を知るのだ 人と争えば損をする事が有れども、得をする事など無いのである
早起きは三千円の得にも繋がる 人が行動を起こす前に動く事で、競争せずとも物事の処理が進むが、他の人と行動時間が同じだと、競争原理も発生するのである 

上手く行かない時は、自分以外のモノに責任転嫁する場合が有る 彼女の父親が仮に中国人だとすれば、関係無い筈なのに中国に対しての疑心暗鬼を持った事も有る 例えば通州事件は何故教科書に載せないのか不思議に思った事が有る  通州事件は1937年7月29日、北京近郊の通州で発生した日本人婦女子、幼児、等200名の大虐殺事件である 発生の背景と経緯だが1912年、清朝滅亡後支那は中央政府が消滅し無警察状態になった時がある この為に諸外国は主要都市に守備隊を置いて自国民とシナの人々を犯罪者、地方政府軍の兵隊の暴行略奪から保護していた 日本も小規模の守備隊を置いていた。このなかで、国民党と共産党が1936年12月日本を協同攻撃する密約を結んだ しかし1937年に入ると、支那全土で日本人商人達への暴行脅迫が始まったのである 1937年7月8日には、日本が義和団議定書により、米英仏伊とともに、北京郊外に駐屯させていた駐屯軍への再三の銃撃攻撃があった これがロコウ橋事件で、支那側としては宣戦布告なき対日奇襲攻撃の開始であったと思われる 日本はまだ戦争になると思っていなかったので現地で停戦したが、国民党指導者蒋介石は現地停戦を禁じて日本軍への攻撃を続行した こうした緊張の高まる中で、本事件が発生したのだ 軍事衝突であれば、軍人同士の戦いである しかし幼児を含む婦女子一般市民への強姦、殺害、暴行であるから、これはナチスやアメリカ軍が沖縄での行った戦争犯罪に匹敵する この日北京に近い天津でも日本人居留地へ中国軍が攻撃してきたが日本の守備隊が守りきったが、日本政府も異常を感じて居留民保護のため、本土から救援軍派遣を計画した その隙を狙って上海では20万の中国軍とゲリラが二万人の住む居留地を攻撃したのだ 日本人を皆殺しにしようとするものであった 幸いにして3千名の日本守備隊は奇跡的な勇戦でこれを守りきったのだが、日本の救援軍は数十万の支那軍を破り1937年に南京を征服した この後日本は講和を求めたが、支那側は日本を支那本土の戦争に引きこむことを狙っていたので受けず、戦争は拡大したのである この中国軍による戦争犯罪は、日本人を怒らせ支那本土の戦争へ引き込むための罠であったと考えられている この重大事件を日本の歴史教科書に載せるのは当然だと思われるのだが・・!? 概略としてはこんな感じだが、日本が戦争中に冒した事は中国を始め各諸国での行動も恥じなければならないし、戦争の狂気を正当化する冪では無い 例えばドイツのユダヤ殺害に吐いてもドイツでは、ヒットラーと言う狂人が単独で行なったので自国責任は無いと突っぱねているが、過ちは過ちとして認める冪だと思うし、否定も肯定も出来ずに暗闇に葬る事は如何なのかな?時代の流れの中で後に誤りを認めても、当時は正義で有り万人が認めている場合も有ると思うが、捏造も望ましく無いと思うし、空論も悲しい事 時代の真実は変化するのだよ 歴史の場合は史実相反も有り得るから、教科書の書き直しも時には必要だと思うし、今生きている時代の変化に息衝く冪だよね しかし戦争問題は残酷な事しか無いのだ 美談は殆ど表面化しないが、残忍・残虐な事は履いて捨てるほど溢れ返っている 痛ましい事は繰り返す冪では無い 人として、人間として居切る冪である 管理社会に生きる人達はトップダウンにより考えない場合も思考を働かせない場合も有るが、企業であるから競合する会社も存在するし、自社が生き残る為には他社を蹴落とさなければならない 現在は身近に、企業間の戦争が仕掛けられているのかもね リストラ者は戦死者になるのかな? 生き残る為の術を身に着ける事は、情報と戦略の間を上手く掴み、巧く利用出来る心臓の丈夫な人なのだろうな