子供の時に親から言われた事は、大人になってからも憶えているんだよ 「お前が病気に成ったって誰も面倒なんて看ないからね」 「お前なんか生まれなければ良かったんだ」 「お前なんか死ねばいいんだ」 言葉の暴力は深い傷となって親に対しての疑心暗鬼を生み出します 何でこんな事を言うのかな そんな親も愛情を受けないまま、子供から大人に成ったからなのかも知れません でも親を憎んでも憎んでも、今の自分の存在は否定できない
心理的外傷は再体験する事で傷を癒す事が出来るんだよ 受けた年齢が若ければ若いほど心の深層部に刻まれちゃうけど、夢の中で悪夢となる場合も有るよね 人間の心は脆く壊れやすいのは人生経験が少ないからなのかな 誰だって辛い事の方が多いと思うけど確かに今までの人生の積み重ねの中に、辛い部分が大きいほど小さくとも幸せの喜びは大きく光り輝くよね 比較対照が有るから解り得るのかも知れないけど、現代社会の子供達は不幸かもね テレビとか映画の作られた空間でしか疑似体験出来ないし、本を読んでも感情のメリハリが薄いのかも知れないね テレビの中で人が苦しんでも戦争で亡くなっても痛みは分からないのは我々も同じなんだけど、身近な家庭環境で辛辣な思い性格を作るのか諸事情にも起因するとして、子供達を抱締めてお互いの体温を感じ合える距離っうのは望まれると思うな でも誰かが、周囲が変化に気付く場合は殆ど無いのだろうね 結局当人の問題なのだから、当人が前を向くのか後ろを振り返るのか決断するのだろうな 自分の存在、誰かの為に生きたい
死にたいと願う場合と、死ぬ事に抵抗が無い場合は似て非なる事だと思います
死ぬ事が一つの目的と成る場合は、死ぬ事で己自身を否定する事とは違うと思います
どちらも周囲は悲しいでしょう 今後の未来への望みも絶たれるのですからね
逆縁とは年長者が年少者を弔う事ですが、先立たれた子供に対して親の悲しみは生きて業火の苦しみでしょう 自分が相手よりも先に死んでしまえば悔いる事は有っても、悲しみは少ないかも知れませんね
好きになってしまえば相手だけを見つめる様になりますし、愛してしまえば周囲も見えなくなってしまうでしょうね
人は愛する事を覚えた時、この世に愛する人と二人だけで一緒に居られるだけで構わなくなるのでしょう
でも人間は我が儘なものです 女性であれば愛する人の子供だって欲しいと思うかも知れませんし、男性なら愛する者を守る為に奮起し仕事に励む事が望ましい姿でしょう でも女性は育児に追われ、男性は時間に疲れ、お互いに愛した相手に対し時空を共有出来なくなるものでしょうね
死ぬ事は、今後自分が歩むべき人生を放棄する訳ですから、責任感が無いと言われる場合も有るかもしれません
人間生きて来て、楽しい事など少ない場合が多いでしょうし、楽しかった時だけを考えて過去を振り返ると今後の人生も歩みも止めてしまうのかもしれませんね 社会から自分が必要とされていないと思った瞬間は辛過ぎるよ
自分の姿を見るのは鏡に自分の姿を映した時、或いは相手が自分の姿を写真媒体に映した、仮の現物を観た時ぐらいでしょうかね 普段は自分を意識しなければ、己の姿を見つめる事など少ないものです
自分が全くの別人になったら、どうなるのでしょうか？
嫌悪感を抱く事もあるかも知れませんし、新たな人生を踏み込むべく行動的に成る事も考えられます
でも仮に、他人の身体を拝借する事は、本来有るべき当人に（宛がわれた本人では無く）感謝する事と同時に、
他人の身体を使ってでも、自分の愛するべき人と伴侶と人生の最後まで生き延びねばなりませんね
死にたい人と生きたい人の相反する気持の結果なのですからね
心を非定されると悲しいよね？
心を受けると書いて愛と読む 愛と云う言葉を簡単に口にしたくは無いけれど、相手の全てを受け入れるのなら、自分が無償で接する事が出来るのなら、若し仮に相手の為に自らを犠牲に出来るのなら・・ 自分の存在を認めてくれる人が、自分にすれば最愛の人だと思います
あなたの最愛の人は誰ですか？
参考文献
中国ビジネス成功の秘訣 卓 子旋 日本経済新聞社
世の中こうなっている らくがき舎 ＰＨＰ研究所
今さら他人に聞けない疑問650 エンサイクロネット編 光文社
女の“ からだ ”読本 伏屋毅雄 風濤社
空想科学への大逆襲 未来科学研究所 青春出版社
今宵何処かのバーで 伊藤精介 集英社
スタンダードカクテル 稲 保幸 新星出版社
シンプリーフレンチ パトリシア・ウェルズ ジョエル・ロビュション 柴田書店
もうひとつのインド 山際素男 三一書房
図解雑学 刑法 船山泰範 ナツメ社
死はタブーか 太田典礼 人間の科学社
情報知識 イミダス 集英社
国語総合辞典 旺文社
家庭の医学 保健同人社
